2020年、YOKOTA屋では新たな取り組みとして、小規模ながら生姜の他にじゃがいもと枝豆の栽培を始めました。
じゃがいも・枝豆ともに生姜と同じく無農薬・無化学肥料でのこだわり栽培です。美味しい野菜ができるよう日々奮闘中です。
じゃがいもは高知県の温暖な気候を活かし、春と秋の年二回栽培。
YOKOTA屋のじゃがいも栽培のこだわりは、無農薬・無化学肥料はもちろん、できる限り種芋の自家採種にもチャレンジしていきます。
一般的にじゃがいもの自家採種は敬遠されます。
理由は、じゃがいもは病害虫に弱く、ウイルス病などに感染すると種芋にも感染し、それが次作以降影響を及ぼすからです。
しかし、YOKOTA屋では毎年自家採種をしていくことで、じゃがいも自体がその土地に馴染んでいくだろうと考えています。
病害虫のリスクがありますが、そこを敢えて挑戦していきます。
じゃがいも栽培でも生姜と同様非常識なことをしています。
春じゃが、秋じゃがともに主力品種は「グラウンドペチカ」。
「グラウンドペチカ」は長崎県の個人育種家・俵正彦さんによって長年かけて育成され、2000年に品種登録されたじゃがいもです。
紫と赤の二色のまだら模様でインパクトがあり、その見た目から覆面レスラーを連想させ、別名「デストロイヤー」とも呼ばれています。
見た目とは違い、中身は黄色で「栗・さつまいも・じゃがいも」三つを合わせたような味と言われています。食感はホクホクとねっとりの中間くらいで、甘味と旨味がありとても美味しいじゃがいもです。
また、四万十町特有の昼夜の寒暖差により、さらに甘味と旨味が増しています。
火が通りやすく、煮崩れしにくい特徴があるので色々な料理に使えます。
YOKOTA屋イチオシのじゃがいもです!
YOKOTA屋の枝豆栽培はもちろん無農薬・無化学肥料での栽培です。
使用する種も種子消毒をしていないものを選んでいます。
播種時期をずらすことで、初夏~秋にかけ長期間の収穫を計画しています。
枝豆栽培では、カメムシなどの害虫被害が出やすく、無農薬では収量が低下してしまいます。
如何に虫にやられないかを考え、虫に負けない栽培を心がけています。
貴重な無農薬で美味しい枝豆を少しでも多くの人にお届けできるよう頑張って栽培していきます。